用語解説
内装
内装とは
一般的に「インテリア(interior)」とも言われています。
つまり、室内装飾全般、装飾に付随する照明、家具・什器等を表しています。
内装に含まれるもの(内装材)
具体例 壁紙クロス、カーペット、タイル、床材、カーテンレール、窓、ロールカーテン、ブラインド、家具、ドア、パーティション(間仕切壁)、照明器具、襖(ふすま)、障子、畳表、欄間(らんま)など。
内装に含まれない基準
実際に明確な基準は無く、曖昧であるが「実用性」が重視される家電、OA機器の電化製品は、装飾性を兼ね備えていたとしても、私どもの業界では含まないと考えることが大半です。
反対語「外装」
内装ほどに装飾性が重視されることは無く、機能的なもの、または娯楽を伴う商品が好まれる傾向にあります。
外装
外装とは
店舗装飾における外装は、主に「外構」とも呼ばれ、建物外部にある構造物全体を意味します。
外装に含まれるもの
具体例 門扉、カーポート、車庫、アプローチ、塀、垣根、柵、土間、植栽など。
エクステリア(exterior)との違い
外構自体をエクステリアと呼称することもあるが、この場合建築に関する「構造物」という意味合いは薄く、「建物に関連した空間や環境」に重点が置かれるため、装飾性、機能性、娯楽性という意味合いが強くなります。
店舗
店舗とは
店(みせ)と同義で、商売を行うための建物、つまりサービスや商品が提供される場所を意味します。
店装の意味
辞書には記載のない単語ですが「お店の装飾全体」、企画に始まり、設計デザイン、建築工事、内装、外装、什器、照明、空調、看板、備品類までを全て含めた、店舗という商空間の総合的なプロデュースという意味で使用しています。
商売が行われる空間において、そのサービスや商品が最も引き立つ、また単に目立つだけでなく、お店全体の調和が成されて初めて「店装」であると思います。
看板
看板とは
看板は、宣伝、広告の面では非常にローコストでありながら、且つ効果の高いツールです。低コストで耐久性の高いものとしてアルミ複合板が一般的ではあります。屋外用だけでなく、室内の案内板や標識、部屋名のプレート、展示ディスプレイ用のパネルも看板として扱うことがあります。
材質
金属製看板(アルミ複合板、ステンレス等)
合成樹脂板(アクリル樹脂)
金属+合成樹脂シート
スチレンボード
電光掲示板(LED)
LED導光板(アクリル樹脂)
種類
袖看板、ポール看板、欄間(らんま)看板(コンビニ)、屋上看板、野立て看板、テント看板、スタンド看板、懸垂幕、横断幕、案内板、ウィンドウサイン、壁面文字、他
什器
什器とは
什器とは、店舗において商用目的に使用される器材の総称です。材質は問わず、使用目的に応じてアクリル、プラスチック、金属、紙等が一般的です。テーブルやショーケース、カウンター、スタンド、ラック、またアクリルのケースやボックス、商品の展示に関連した雑貨品も什器に含まれることがあります。
店舗空間を最大限に活用するために、材質、大きさ、カタチ、デザイン、また価格なども全て含めて、そのお店に最適、最善、最高の什器をオリジナルで製作することが必要であると考えます。